神経過敏な愛

秋はいろんなものが心地良くて綺麗、夕方の空は綺麗だし空気は冷んやりしてて気持ちいいし葉っぱは綺麗だし。定時し難い曖昧さとか、手持ち無沙汰でなにをして良いか分からなくなるような虚脱感とか、十二月の喧騒まで鳴りを潜めるような静寂とか、全てが愛おしくて幸福だなあって思う。

一日の大半をなにもせずに死んだように過ごしてる。何をするにも億劫で極力外に出たくないしバイトの面接や友達とのご飯や心療内科の予約は連絡無しで忘れたフリ、嘘をつくことに対する罪悪感が薄れてきて本当にやばい、今まで迷惑かけてしまってごめんなさい。この期に及んで体が動かないとかしんどいとか甘えたことばっかり言う、こんな風であるのに寝てご飯食べて三大欲求を満たしてちゃっかり生きてる自分がとても浅ましくて気持ち悪い。

 

嘘が嫌いなのに自分は平気な顔して嘘つく人間って頭おかしい、まあ私のことなんだけど。別に本当のこと言われても怒らないし泣かないのに、貴方の前では、そんな中途半端な優しさ見せられてもどうせ嘘だって知った時の感情の方がよっぽど辛いってこと知らないんでしょ、疑心暗鬼になるのもこの言葉は嘘なのかなって考えて眠れなくなるのも嫌い、どうせ終わってしまう関係とか、その場しのぎとか、そういうの分かってるならもうその場で終わらせてしまえばいいのに口先だけ、適当なこと言って全部信じてしまうからやめて欲しいです。でも私は多分これからも皆に嘘つき続けると思うから、別にもう何でも良いです

 

人に頼るってなんなんだろう、めちゃめちゃ難しくないですか?よくいろんな人が「ひとりで悩んじゃダメだよ 」「辛い時は周りの誰かに頼るんだよ」って言ってるんですけど誰かって誰でも良いわけじゃないじゃないですか、普通に気持ち悪がられるだけじゃない?深夜に頭おかしくなってじゃあ人に頼ってみようって思って友人に泣きながら電話したんだけど言いたいことはまとまらないしなにが悲しくてなんで泣いてるかなんて私も分かってないから困らせてしまって、心配かけてしまって、そりゃいきなり泣いてる人が電話掛けてきたら怖いよね。ごめんなさい。なんて言っていいかも分からないし人が離れていくのは怖いし不特定多数の人が見えるようなところでひとりごとのように気持ち悪い感情をぼそぼそと吐露する方が気楽だ、それもそれで気持ち悪いけど。思考を整理して色んなところに書き留めておきたい。